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| 司馬 遼太郎 (著) 『胡蝶の夢(全3巻)』 (新潮文庫、新潮社) | ||
| おすすめ度 ★★★★★ 読書回数:1回 | ||
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| 司馬遼太郎さんが幕末期の日本医学史を松本良順という人物を中心にして扱っている歴史小説というので、これはぜひ読んでおかなければならないと思い読み始めた。 まず、この本に登場するポンペという軍医が、日本の医学史の中で大きな影響を及ぼした人物だということを初めて知ることができた。何よりもポンペの人格に打たれた。こういう医師がいたということが驚きである。その医師が日本へ来て西洋医学を伝えてくれたのだと思うと、感謝の念が自然にわいてきた。医師は医学を金儲けの手段としてはならないというポンペの信念には教えられた。それほど優れた医師であるポンペが帰国後医師として成功しなかったというのは悲しい。どうしてなのかと思った。 次に、松本良順の弟子である伊之助の語学力には驚いた。こういう人間が存在するのだということを知ったことだけでも驚きである。しかも、どんなに才能があっても、成功しなかったり、幸せになれるとは限らないのだということも知ることができた。 また、関寛斎のような立派な医師が、医学を捨てて最後に自殺をしたというのも印象に残った。 結局、医学の本質は空虚であり、医学は虚構の上に成り立っているという司馬氏の指摘には一番の衝撃を受けた。思想は幻想であると考えてはいたが、医学をそのような見方で見たことがなかったからである。しかし、司馬氏の指摘は納得できたし、ある意味で正しい見解であると思う。 医学に関心がある人にはぜひ読んでいただきたい本である。 |
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| 柳生 弦一郎 (著) 『おしっこの研究 たくさんのふしぎ傑作集』 (福音館書店) | ||
| おすすめ度 ★★★★ 読書回数:1回 | ||
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| 「おしっこ」は、いったいなんなの?うんこのきょうだいなの?などというさまざま疑問を発する本書は、からだに関係したことをいろいろ勉強するのが好きになれそうな、からだに関する入門書である。 特に、興味を呼び起こしやすい「おしっこ」に着目している点に本書の特徴があって、「おしっこ」にまつわる不思議なことを取り上げてわ自分からからだに関する疑問をもてるような内容になっている。 |
| ジュリアノ フォルナリ (著), スティーブ パーカー (著), 秋元 恵実 (翻訳) 『絵でみる人体大地図 ピクチャーアトラスシリーズ』 (同朋舎出版) | ||
| おすすめ度 ★★★★ 読書回数:1回 | ||
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| 本書は、人体を地図にみたてて、頭からつま先までの主な部位を、一度に一つずつ取り上げて、その構造を克明に描き出している解剖学の入門書である。 特に、内部がよく見えるように、外側をはがしたり、時には取り除いた各器官の図は特徴があって、わかりやすい内容になっている。 |
| ジョナサン・ミラー (著), デビッド・ペラム (著), 大利 昌久, 大谷 杉士『ヒトのからだ―ポップアップ ポップアップ』(ほるぷ出版) |
| おすすめ度 ★★★ 読書回数:2回 |
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| 本書は、見開き2ページごとに解説つきの立体・人体構造図が特徴となっている人体の解剖についての入門書である。しかも、立体模型図は動くようになっている。解説も読みやすいので、解剖学の入門書として読むことができる。 |
| デビッド ホーコック (著), 須田 都三男 (翻訳)『ポップアップ 人体えほん―からだのふしぎがとびだすよ!』(ポプラ社) |
| おすすめ度 ★★★ 読書回数:2回 |
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| 本書は、1.4メートルもある人体模型が飛び出す、見開き2ページしかない一枚の人体の解剖についての入門書である。一枚2ページしかないのですぐに読むことができる。 |
| ジュリアーノ フォルナーリ (著), 加藤 季子 (翻訳)『人体絵本―めくってわかる からだのしくみ』(ポプラ社) |
| おすすめ度 ★★★ 読書回数:2回 |
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| 本書はめくる仕掛けでからだの仕組みがわかる工夫がなされている人体の解剖についての入門書である。はじめて人体の解剖について読むのには最適である。また、ある程度の知識のある人にとっては知識の確認として読むこともできる。 |
| エスペン ディートリクス (著), カーリ・C. トゥーヴェリュード (著), ペッテル ヒュールレーン (著), Espen Dietrichs (原著), Kari C. Toverud (原著), Petter Hurlen (原著), 後藤 仁敏 (翻訳), 増田 弥生 (翻訳) 『生きている人体』(時空出版) |
| おすすめ度 ★★★★ |
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| 本書は、解剖学と生理学についてわかりやすく簡潔に書かれている。イラストだけでなく写真が掲載されているのが特徴的である。写真が掲載されているので興味深く読めるようになっている。文章も簡潔に書かれているので、初級者の入門書や基本書として読むのにはおすすめである。 |
| 長谷川 淳史 (著) 『腰痛は<怒り>である 普及版』(春秋社) 長谷川 淳史 (著) 『腰痛は<怒り>である CD付』(春秋社) |
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| おすすめ度 ★★★★★ | ||
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| 本書の存在は、ジョン・E. サーノ (著), John E. Sarno (原著),
浅田 仁子 (翻訳), 長谷川 淳史 (監修) 『サーノ博士のヒーリング・バックペイン―腰痛・肩こりの原因と治療』
(春秋社)とともに新聞の広告で知った。広告を見た瞬間、本書を読む必要があると思っていたところ、偶然姫路駅近くの書店の店頭で見つけたので、さっそく買って帰った。 本書は、サーノ博士のTMS理論を腰痛に絞って解説している。 前半部分では、腰痛の常識とされていた考え方を神話として、それらが誤った情報であると指摘している。そして、それらの先入観がかえって腰痛を悪化させている原因にもなっていることを明らかにしている。腰痛に関する常識を覆す見解は圧巻である。私自身も著者の考え方には啓発されるところがあり、著者のこれまでの腰痛の常識に反対する見解に賛成したい。 後半部分では、サーノ博士のTMS理論についてくわしく説明している。サーノ博士の著書では説明がなかった個所もあり、TMS理論を理解するのに役立つ内容となっている。 本書は、なかなか改善しない腰痛で悩んでいる患者さんにはもちろろん、精神が原因による身体の症状で悩んでいる患者さんには、ぜひ読んでいただきたい1冊である。また、サーノ博士のTMS理論に関心のある人、精神と身体の相関関係について興味のある人、医療関係者にとっては必読書であろう。 |
| ジョン・E. サーノ (著), John E. Sarno (原著), 浅田 仁子 (翻訳), 長谷川 淳史 (監修) 『サーノ博士のヒーリング・バックペイン―腰痛・肩こりの原因と治療』 (春秋社) |
| おすすめ度 ★★★★★ |
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| 本書の存在は、長谷川 淳史 (著) 『腰痛は<怒り>である 普及版』(春秋社)、長谷川 淳史 (著) 『腰痛は<怒り>である CD付』(春秋社)とともに新聞の広告で知った。広告を見た瞬間、本書を読む必要があると思っていたところ、偶然姫路駅近くの書店の店頭で見つけてさっそく買って帰った。 からだの諸症状が、こころと関係しているという考えがある中で、本書は独自のTMS理論を主張している。TMS理論は、精神に抑圧したい問題あると、その問題から目をそらさせるために、身体、それも特に筋肉系に、諸症状を作り出すというものである。これは、従来考えられて来た疾病利得が原因とする説とはまったく異なるものである。また、外傷による身体の構造異常が原因であるとする説とも全然異なっている。したがって、こころの巧妙な働きによって目をそらされている真の問題に気づくことが真の治療法になっている。 TMS理論の見解には驚くべきものが含まれており、注目すべき説であると同時に絶えず考慮すべき問題であると私は考える。それゆえ、医療に従事する者にとっては必読の文献であろうし、なかなか改善しない原因不明のいろいろな症状で悩んでいる患者さんにもぜひ一読してほしい本である。 |
| 浅野伍朗・直江史郎 (監修) 『からだの事典―病気のことがよくわかる』 (成美堂出版) |
| おすすめ度 ★★★★ |
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| 本書は、解剖・生理・病理についてわかりやすく説明してくれている総合的な入門書です。医学的な知識のまったくない独学者にとって、初心者が基礎医学の基本的な知識を学ぶのには最適ではないかと思います。しかも、医学書としては値段が安い割に内容があります。そのため、まったくの初心者にとっては読破するのにやや負担を感じるかもしれません。しかし、書かれてある内容はわかりやすいので、毎日少しずつでも読んでゆけば読み切ることはそれほど困難ではないでしょう。 |
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