| ジェームズ・バリー (著) 本多 顕彰 『ピーター・パン 新潮文庫 』 (新潮社) |
| おすすめ度 ★★★ |
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| ある人から一番好きな物語が「ピーター・パン」である旨をお聞きし、そういえば「ピーター・パン」の本をちゃんと読んだことがないのではないかと思い、読んでみることにしました。 本書を読んで、私が思っていた内容とはずいぶんと違っているのに気がつきました。まず、ウェンディが登場して来ないのです。どうやら、この物語の姉妹編に「ピーターとウェインディ」という劇用に書かれたものがあって、そちらのほうでウェンディは登場するらしいのです。 ピーターがお母さんのもとへ二度目に帰ったとき、ピーターを迎えて待っているはずの窓が閉まっている悲しい場面が印象に残りました。 また、「妖精と人間とが大きく違うところは、妖精は役に立つことをけっしてしないということです。」という文章に気がつかされるところがありました。人間は、役に立たなくても存在していいのだということをです。人間は、役に立つために生きているのではないということです。 ピーターや妖精たちのように、一生を愉快に生きられるようになりたいものだと思いました。 |